大規模修繕工事の必要性

 

    大規模修繕・改修工事は築10年〜13年ぐらいで第一回目が行われ
   その後、10年〜12年毎に行われるケースが一般的です。
   建物はコンクリートや鉄筋と鉄骨による躯体構造物と、電気や給排水管
   等による設備により構成されています。
   そして各部位は、経年劣化や震災被害等により本来の機能を維持出来
   なくなり、建物全体の老朽化につながります。その老化速度を少しでも遅
   くして、住民の財産を守るために行われます。

  

 外壁等の塗装工事  10年〜12年毎の再塗装
 鋼製建具、金物の塗装工事   5年以内の再塗装
 屋上等の防水改修工事  15年〜17年で全面補修  
 タイル外壁目地の防水工事  10年〜12年毎の撥水材塗布
 シーリング材の打替え工事  10年〜13年毎の打替え
 スチール手摺取替え工事  20年で腐食程度により取替え
 給排水管の更新工事  VLP管で25年で差替え更新
 その他補修工事  資産価値の低下防止工事等
                   
                   ※ 全て参考年数です程度により判断して下さい。


いろいろな大規模修繕工事


  「外壁塗装工事」
   旧塗膜の上に再塗装
  「バルコニー手摺取替え」
   スチール手摺をアルミ手摺に全面取替え
    名谷(8)団地 大規模改修工事       5階建10棟  290戸  平成12年   神戸市
  「タイル外壁撥水材の塗布」
   タイル目地防水を施し、浮き・剥離防止
  「屋上防水工事」
   アスファルト防水にシート防水を重ね張り
    ライオンズマンション会下山公園       7階建 29戸 事務所   平成10年   神戸市
  「外壁全面の補修」
   タイルの浮き・剥離の進行した外壁
  「パネル外装材によるカバー工法補修」
   アルミパネル外装材で全面補修
    大昌マンション外装等改修工事        6階建 14戸 事務所   平成 9年   明石市
  「共用廊下手摺支柱の腐食」
   スチール手摺腐食により安全面に不安
  「アルミ手摺による全面取替え工事」
   アルミB/L手摺による全面取替え工事
    ルネ豊中手摺等改修工事          13階建 3棟  319戸   平成12年   豊中市
  「給水管腐食に伴う直圧切替え更新工事」
   HIVP管による取替え更新工事
  「排水管腐食による更新工事」
   台所排水管の取替え更新工事
      名谷(8)団地 給・排水管更新工事     5階建10棟  290戸  平成10年   神戸市